海から徒歩2分の場所で海以外には何も無い田舎で
育ったので夏になると観光客で溢れ活気付くのが大好きでした。
夏季限定で開くかき氷屋さんに家族で行ったり、
海で泳ぎたい親戚が夏になると来て一緒に海水浴に行ったり
花火をしたりするのがとても楽しみで大好きな時間でした。
海には監視員としてライフガードさんが来てくれるのですが
筋肉むきむきで子供ながらに素敵で頼りがいのあるお兄さんだなと
淡い気持ちを抱いたものでした。
祖母が波が高い海で泳ぐ私を心配してライフガードさんに話して
ライフガードさんがあまり遠くに行かないでねと
言いに来てくれたことがありました。
中学生になった時にはライフガードさんと仲良くなり
夏以外の海の状況や夏の間滞在してくれるので
仲良くなった方が沢山いるのでその人達の話題を書いた
手紙のやりとりをしたこともあります。
今のようにメールや携帯電話が普及していない時代だったので
手紙が届く嬉しさがありました。
実家に帰省した際によく泳ぎに行っていた海岸に
遊びに行ってみると子供の時に見た時よりこじんまりとしたなという
印象でした。台風が来る度に大きい岩が波の力で流れ込み
海岸の雰囲気が変わっていて少し寂しく感じました。
私が子供の頃は2~3ヶ月滞在していたライフガードさんも
1ヶ月居ないくらいだと聞いて時代と共に変わるので
仕方ないことだけれど少し寂しく感じました。
懐かしの海に少し寂しさを感じた夏

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