小学5年生の時、夏休みに父の実家の宮城まで一人で行った事がありました。
初めて一人で新幹線に乗りました。
新幹線の中では、私が一人と知った周りの方が、とても親切にしてくれました。
新幹線を降りた後、さらに在来線に乗って1時間。
やっと着いた時には、やはり緊張していたのですね。とても嬉しくてホッとしました。
田舎では、「都会の人は何食べるかわがんねぇから。」と言いながらも、伯母さんが美味しいお料理でもてなしてくれました。
お祖父さんもお祖母さんも、温かく迎えてくれました。
夜になると、近くの神社で肝試しをすると言うので、いとこと一緒に行ってみました。
最初は方言が全然わからなかったのですが、さすが子供ですね。しばらく経つと、言葉がわかるだけではなく、自分もすっかりその方言を話していました。
次の日は、お祖父さんのトラックに乗って、畑仕事を手伝いに行きました。とうもろこしが大きかった!ジャガイモ堀りを手伝ったり、キュウリやナス、トマトの収穫を手伝いました。
お祖父さんが、庭に生えている竹をのこぎりで切って柵を作っていたので、私も見よう見まねで工作をしていました。両親が一緒だったら「危ないから」とやらせてもらえなかったことでしょう。
何にもなくて、ただただのんびりと時間が流れていましたが、いとこたちと近所の子と日が暮れるまで遊びました。セミの声が大きく、鳥の鳴く声も都会より大きく感じました。
今でもその方言を聞くと、あの頃の事が懐かしく思い出されます。
一人旅、冒険旅

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