夏の家族の思い出は、車の中で手作りのお弁当

EyeCatch

小学生の頃、毎年夏になると、家族で車で出かけるのが恒例になっていました。
ワンボックスカーに乗って、父の運転で、私が必ず助手席に座り、母と妹と弟が後ろの座席に座りいました。

行き先は東京からあまり遠くない、富士五湖や伊豆、箱根が多く、2泊くらいしていたように思います。
富士五湖に行く時は、テントを持って湖畔でキャンプ、伊豆、箱根方面は温泉に泊まり、海水浴を楽しみました。

片道3~4時間はかかるので、朝8時ごろに出発すると、途中でお昼か、もしくは着いてすぐお昼ごはんになります。
外食をあまり好まなかった我が家では、出かける時は必ず母のお弁当を持って出ました。
お弁当の中身は大体いつも同じで、鮭とたらことおかかのお握り3種類、甘しょっぱい卵焼き、ニンニクとショウガが効いた醤油味の鶏のから揚げ、炒めたウインナー、みかんやリンゴなどのフルーツでした。

車の中で食べることが多く、前の席の私と父、後ろの母と妹、弟で大きなお弁当箱を行き来させながら、お腹一杯食べました。
おかかのお握りはあまり好きではなかったけれど、それを食べないと、鮭とたらこのお握りはもらえなかったので、頑張って食べました。
どれも、凝った味ではなかったけれど、美味しい母の味であり、家族の味でもあります。

結婚して自分の家族で出かける時は、旅行中のご飯は外食にしてしまうし、朝早く出たらコンビニでご飯を買って出発するけれど、時々あのお弁当が懐かしくて、家族に「コンビニでいいよ。」と言われながらも、昔食べたのと同じようなお弁当を作って出かけます。

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